小児歯科
小児歯科
ご両親としてお子様の治療は、どのような治療をするのか?
痛みはあるのか?など、気になることが多いと思います。
当院では、ご両親が治療の内容や治療方針をご納得頂けるまで、できる限り一緒に診療室に入って頂き、
治療現場を見てもらっています。
また、GCRP法を重視しておりますのでご安心ください。
GCRP法とは
GCRP法とは、削りすぎず、フッ素入り充填剤を使って虫歯の進行を遅らせることができ、神経をとらずに生え変わりまで歯(乳歯)をもたせる方法です。
「乳歯は生え変わるからむし歯になっても大丈夫」と思われる方も少なからずいらっしゃると思いますが、
乳歯のむし歯は、その後の永久歯の成長にも深くかかわってきます。
たとえば、虫歯になった乳歯の周りには虫歯菌が多く介在しています。そして生え変わるときに、永久歯にもむし歯菌がそのまま付着することになります。
これは、歯周病菌も同じことです。
しかし、乳歯などのは成長途中の歯は、神経をとってしまったり、抜歯してしまうとその後の成長に大きく影響を及ぼしてしまいます。
そのため、虫歯になってしまった乳歯でもできる限り神経を残し、フッ素入りの詰め物を使用して虫歯の進行を遅らせて、永久歯に生え変わるまで成長を妨げずに歯をもたせる治療法です。
シーラント
「シーラント」は奥歯のかみ合う面(咬合面)にできる虫歯の予防の方法です。
あらかじめ、虫歯になりやすい奥歯の溝を接着力のあるプラスチックで埋めてしまいます。
このプラスチックは虫歯を削ったとき詰めるものと同類のレジンという材料なので、きちんと埋めていれば虫歯にならないという考えで普及し始めました。
- ◆ 「六歳臼歯」に効果的
このレジンが長い間のうちにはがれてしまうことも考えられますが、いずれにしても短期的にはきちんと詰めればそれなりの効果があがっています。
生えて間もない奥歯の永久歯(六歳臼歯)は特に虫歯になりやすいので、この方法は有効です。
- ◆ 定期管理が大切
しかし、虫歯予防はもうこれで十分というわけではありません。
きちんとブラッシングをして、シーラントがきちんとついているかなどの定期健診を受け、フッ素を活用したり、食生活でも注意して、総合的にすすめることが大切です。
フッ素
- ◆ むし歯
- 食べ物を食べると、その食べ物の中に含まれている糖分がお口の中で、分解され酸というものがつくられ、その酸によって歯の表面が溶かされ、虫歯が作られます。
- ◆ フッ素塗布
- 歯の表面にフッ素を塗布する事で、歯の質を強くし、虫歯になりにくくする処理です。
シーラントは奥歯の予防処置ですが、フッ素塗布は、歯全体の予防処置になります。
この2つの処置を行っていくことにより、虫歯の予防効果は高くなるのです。
- <注意>
- シーラント・フッ素は予防処置ですので、この2つを行ったからといって、必ず虫歯にはならないというわけではありません。
ご家庭では、保護者のみなさんで仕上げ磨きを行い、食べたら磨く習慣をつけ、食生活の環境を改善していかれて下さい。
笑気麻酔を使用した痛みの少ない治療
痛みや、治療に対して怖い・嫌いというお子様には笑気麻酔を使用しての治療をお薦めしています。
笑気麻酔は笑気ガスを吸うことで痛みを和らげる方法です。
笑気ガスは「亜酸化窒素」とも呼ばれる微かに甘味のあるガスで、大気中にも自然に存在していて鎮静作用や弱い麻酔作用があります。
一度ご相談ください。
Q&A
- 大人の前歯ががたがたに生えてきているので、将来歯並びが心配です。
- 歯ががたがたに生えてきている原因は「顎の大きさが小さく、歯が生えるスペースが不足している」・「もともとがたがたに生えるように遺伝的に決まっている」などが考えられます。
単なるスペース不足が原因であれば、これからその不足分を補う以上の顎の成長があれば、良くなる可能性がないわけではありませんが、実際には歯並びが悪くなる可能性のほうが高いと思います。
ただ、最終的にどのような歯並びになるか、まだ全て生え変わるまでわかりません。
顎の成長を促すように、しっかり噛むように習慣付けましょう。
- 乳歯と永久歯の生え変わりのとき、隙間があったほうが良いと聞いています。
あまり隙間がないのですが、歯並びに影響しないでしょうか?
- 一般論として「乳歯のときに隙間がいっぱいある子供のほうが歯並びは良くなる」といいます。
これは、乳歯の代わりに生えてくる永久歯のほうが、乳歯より大きいことから言われる一般論です。
また、生えたばかりの永久歯の前歯は多少スキマがあっても、11~12歳で糸切り歯が生えるときに押されてスキマがなくなることが多い時期です。
これらの情報が間違って伝わったのでしょうか。
もし現状で歯並びに問題がないのであれば、それほど気にしなくても良いと思います。
ただ、今の状態に慢心してしまうのではなく、顎を使う食事を常に心がけてください。
食事のときにしっかり顎を使うことは、歯並び以外にも良いことがたくさんありますから。
- 前歯を1歳の頃ぶつけて抜歯しました。まだ永久歯がでてきませんが大丈夫でしょうか?
- 1歳のときの外傷の様子で一概にいえませんから、一度、検診をかねて歯科医院で調べてもらったほうが良いかもしれません。
早くに乳歯を失ってしまった場合、生え代わりが遅れ、少し治療が必要なことがあります。
ただ、いつ永久歯が生えてくるかには個人差があり、他の子供が生えているからといってもあせる必要はありません。
- 前歯2本が動いています。隙間が空いたりがたがたしていますが抜けません。
自然に抜けるのを待ってても良いでしょうか?
- 基本的に、永久歯が顔を出しているのに乳歯がゆるんでいない場合は、乳歯の強制的な抜歯が必要なことが多いようです。
このご相談の場合は、乳歯が動いているということなので問題のない可能性が高いですが、やはり歯科医院で念のために診てもらったほうが安心だと思います。
いつまでも抜けないと、場合によっては永久歯の歯並びに影響することもあるので、注意が必要です。
- 6歳になるのですが、まだ乳歯が一本も抜けていないのですが大丈夫ですか?
- 生え変わりの時期には個人差があります。
一般的に言われる生え変わりの時期は、あくまでも参考ですから、あまり気にされないほうが良いでしょう。
- 最近子供の歯が抜けかけています。そのため歯医者に行こうか悩んでいます。
- もちろん、気になることがあれば相談に行くだけでも良いのです。
気軽に、お口のケアや予防のつもりで、歯科医院に相談に行ってみてはいかがでしょうか?